〔029〕赤城山 (1,828m)
2009年04月28日(当時59歳)
日本百名山に戻る

群馬県前橋市富士見町赤城山


標高差:468m
日本百名山』 2005年5月のリベンジ達成。 山頂の展望地からは多くの百名山が望めた。
ウィキペディアより
  赤城山(あかぎやま)は、関東地方の北部、群馬県のほぼ中央に位置し、カルデラ及びカルデラ湖を持つ関東地方で有数の複式火山である。 榛名山、妙義山と並び、上毛三山の一つに数えられている。 また、日本百名山、日本百景の一つにも選ばれている。
Road Map :北関東自動車道ICを北上し、赤城山大沼に向かう。
Route Map:駒ヶ岳登山口から駒ヶ岳を経由し、黒檜山へ。下山は黒檜山登山口に下りて湖畔道で車に戻る。
登り:1時間33分、下り:58分(湖畔道歩き19分)
駒ヶ岳登山口 駒ヶ岳 大タルミ 黒檜山 展望岩 黒檜山 猫 岩 黒檜山登山口
7:45 8:30 8:45 9:18 9;31 9:43 10:31 10:44
  赤城山(黒檜山)は'05年05月に登っているが生憎の小雨で展望が得られず、'08年末にリベンジしたが寒波で路面が凍結し、車で登山口まで辿り着けなかった。 赤城山は登りたいとは思わない山ではあるが、消化戦的なリベンジで登ってみる。
日本百名山としての赤城山
  歴史的な背景には興味の無い自分にとって赤城山は百名山には値しないと思う。 深田久弥さんの本は読んだことがないので選定した理由は知らないが、個人的には赤城山を外して妙義山を入れるべきと思いました。
浅間隠山に移動する
 群馬には登りたい山が一杯あるが、簡便に登れそうな浅間隠山に登ってみたく、急いで移動する。
赤城山の活動
駐車場から1分程で ”駒ヶ岳登山口”に着く。 ”黒檜山登山口”から登っても標高差は同じであるが、こちら側からならミニ縦走となるので
距離的には随分遠くなる。 7時45分に登り始める。
”駒ヶ岳登山口”の広い駐車場、ここにはトイレが無いが、湖畔を
走ればトイレは数箇所にある。 この下の湖畔にも駐車場があるが
お土産屋の目の前なのでここに車を停めた。
今日も良い天気、リベンジは達成出来た様なものだ。
お陽さんもまだ射さない状態なので4月末なのに
冬山を登っている様な寒さを感じた。
気温−1℃。 風がありメチャクチャ寒い。 ニット帽で耳を保温し、
手袋を嵌める。 登山道には大きな霜柱が立っており、
バリバリと踏みしめて登って行く。
尾根筋出ると広々としており展望も良い。
ハイキングには絶好の休息ポイントになる。
長い鉄製の階段を消化すると尾根筋に出る。
階段途中からは展望良く、
覚満淵、小沼が望めた。
駒ヶ岳”への登り途中で振り返り景色を見るが、
別段感激するものは何も無かった。
登り途中から見た ”駒ヶ岳”は名前負けした藪山にしか見えなかった。
45分にて ”駒ヶ岳”(1,685m)に着く。
ピーク感は少なく、尾根筋の小さなピークの感じがした。
縦走途中で振り返り見る。 左端のピークが ”駒ヶ岳”。
2日前に寒冷低気圧が通過したが、
その時に大量のヒョウが降った様で
登山道の脇に沢山残っていた。
これから登る ”黒檜山”を見る。
実際のピークは少し先にあり、ここからは見えていない。
1時間丁度で ”大タルミ”の最鞍部に着く。 ここまで緩やかに
下って来たが、ここからは ”黒檜山”への登りが始まる。
登り途中より振り返り見ると中央遠くに
”小沼”、右手に ”大沼”の一部が見えていた。
暖かくなってきてのでニット帽を脱ぐ。
”黒檜山”への登りは木製の長い階段が続く。
直登的に登るので息が切れた。
分岐からは以前歩いた道となり、1時間33分にて赤城山最高峰の
黒檜山”(1,828m)に着く。 天気良くリベンジは達成出来た。
1時間30分にて ”御黒檜大神”に着く。 大きな鳥居に小さな祠が
あるだけ。 この直ぐ先に ”黒檜山登山口”への分岐があった。
前回はガスでこの ”御黒檜大神”の存在にはまったく気付かなかった。
山頂からは木立の隙間から少し展望が得られる程度。
”日本百名山”なのに山頂からの展望が悪いと宇都宮からの御夫婦と
話したが、残念なことにその御夫婦は先に下山してしまった。
問題は山頂北側にあるこの標識。 誰もがこれを見るとこの先には
行く気がしないと思う。 宇都宮からの御夫婦もそうだったし、
他のハイカーもこの先には行っていない。 ところがこの先には
”展望岩”あったのだ。『この先、展望地あり』と改めるべきだろう。
踏み跡のしっかりした道を5分も歩けば大展望の尾根先端に出る。
先端まで行けば遮るのもが何も無く遠景ではあるが、北関東の日本百名山が全て見える大絶景だ。
ここはガイドブックにも書かれておらず、何故知らせめないのか不思議でしょうがない。
(栃木の山友はここを知っていた。流石です!)
滑落経験をした ”日光白根山”の山容は忘れられない。
いつも ”白根山”を基準に同定していく。
遠景の中で一際目立つ ”谷川岳”の山容。
他の山は同定の自信がないので割愛しておきます。
登山道には大きな石がゴロゴロと露出しており歩き難い。
”黒檜山山頂”に戻り9時46分に ”黒檜山登山口”側へ下山する。 登山道にはヒョウが積もった
残雪があり、思わぬ光景に驚く。
ヤセ尾根部は展望良く、眼下に ”大沼”を望みながらの下山となる。
下山45分にて ”猫岩”に着く。
前回と同様、猫岩の意味合いは判らないまま。
下山58分にて ”黒桧山登山口”に着く。
前回はここから ”黒桧山”を往復している。
”啄木島橋”と書いてあった綺麗な橋。
神社が建っている所は島なんだ。 確か向こう岸は繋がっていたが・・・
”赤城神社”には寄らず綺麗な橋だけ見に行く。
標高は1,345mの ”大沼”湖畔を19分歩いて車に戻る。
この道路歩きは展望良く苦にはならなかった。
車で移動中に ”見晴山登山口”なる標識が目に入ったので
騙されたと思って登ってみるが本当に騙された。
おじさんは怒っている!
山頂から見えている山
湖畔道を歩き、車に戻る。
'09年度の関東の山遠征
04/26 04/27 04/28 04/28 04/29
掃部ヶ岳 碧岩,大岩 赤城山 浅間隠山 妙義山
あかぎやま
最高峰は黒桧山
車確かに正面に ”黒桧山”が見える展望台ではあったが、
展望するには距離が遠過ぎた。
全体がたおやか過ぎて、日本百名山を感じ辛い ”黒桧山”(赤城山山系)だった。
見晴山”に寄り道する。
2023年11月4日改定